喧嘩ばかりの夫婦が1ヶ月間ケンカをしなかった方法

一カ月ケンカをしなかった俺えらい
6月28日にケンカをして以来、一カ月がたちました。
その間、ケンカは一度もしていません
こんなにケンカをしない期間があるのは恥ずかしながら初めてです。
「怒らない」ことを妻と約束したのでそれを守ろうと頑張りました

ケンカしないで我慢して、言いたいこと言えないっていうのと少し違います


いままでは言いたいこと言いすぎてるし、それでケンカになってた


でも今回は言いたいことはあるけど、相手を尊重することができました

なんでケンカをせずに1カ月過ごせたかまとめておきたいと思います
・距離を取る
・本当に求めていることだけをやる
・自分のコンディションを把握する
・音楽を聴く
・ケンカをしないように強く心掛ける
の5つを意識できました。

まず距離を取ること


無駄なコミュニケーションは減らす


僕は夜勤の仕事があり、家に帰らない日があります。
そんな日は「おやすみ」ってラインしたり、子供の様子を聞いたりしてました

 

でもある日「そういうのいらないから」って笑顔で言われました。


えっ。いらない?
一瞬なにいってんだ?
自分がやりたいだけで妻は求めていないんだと少しショックだった


でも妻が求めてないなら我慢しようとしなくなりました
その分家に帰ってきたときに面と向かって会話が増えた気がします

 

物理的距離を取る


次に妻が疲れているような雰囲気だったり、子供に怒ったりしている時には物理的距離を取るようにしました。

妻たちが1階にいるなら2階に洗濯物を畳に行ったり、自分の部屋で休むようにしました。その時は音楽を聴いたり、本を読んだりできるだけ、心を穏やかにするように。


怒ってる声を聴くとどうしても自分も嫌な気分になってしまうし、怒っている顔を見ると自分もイライラしてくるからです。

 

自分からは話しかけない


無駄なコミュニケーションを減らすことによって、実際は何を話しかければいいかわからなくなりました。夜ご飯どうしようか。来週末の予定はどうする?
とかの相談も無駄に思えてきたのです。
すると僕自身は口数が減り、でも決してイライラしているわけでもなく淡々と生活するようになりました。無駄に話しかけて無視されたり、あっさりした態度を取られてイライラすることもほとんどなくなりました。

 

本当に求めてることだけをやる

本質的な部分なのかと思いますが、相手のことを考えて、何をしたら喜ぶのかな、何をすれば助かるのかなと考えることを意識しました。

 

家事の到達点、満足度はそれぞれである


我が家のケンカの原因の一つに家事の分担があります
でも、この一カ月はそのことについてのやり取りが極端に減りました。
それは妻ができる限り頑張っていることを僕が受け入れることにしたからです。


育児、家事を両立するのは本当に大変だと思う。
おおらかに過ごすことを心掛けました


毎日掃除機かけたり、洗濯しない日があってもいいんじゃないかと思います。


神経質にならないように気をつけました


やっていてくれて当然って思うことをやめたのです
やってなくても、やっててもどっちでもいいや
やっていないことを想定してると、気持ちは楽です。


これは諦めとはまた違います。妻はさぼりたくてさぼっているわけじゃないんです
やりたくてもできない、疲れているからやりたくない
そんなことをようやく理解できた気がします

 

観察する


逆に何をやってもらいたいか観察するようになりました


また過去の経験から何をやってもらえば妻は喜ぶか考えました
僕が求めていることと、妻が求めていることは違うのです


僕は食器洗いや洗濯、掃除をこまめにしてほしい
妻はまとめてやってもいいと考えている
その時点で考え方に違いがあります
そのことに気付いたら はっとなりました
じゃあ、もう少し観察しよう

 

疲れてる夫が待っているきれいな家と

 

にこやかに迎えてくれる夫がいる少し手入れが必要な家

 

どちらに帰りたいか、帰ってきたいか

妻はにこやかに迎えてくれる夫が嬉しいようです

 

 

自分のコンディションを把握する


疲れているとどうしても自分のことしか考えられず
自分勝手な振る舞いになってしまいます


お腹が空いて泣く、眠くて泣く
まるで赤ちゃんを想像してしまいますが
大人になってもいくらかそういう傾向は残ってます


ではそのことにどう対応していくか


自分がどれくらい心と体が疲れているか把握してみます


調子がいい時を10とすると今日は5くらいかな
5くらいだと、あとちょっと疲れてくるとイライラするな


と自分で自分の心の動きを把握しようとするのです
すると、あまり疲れるようなことはしない


イライラしているようなことがあれば、うまく距離をとってそのイライラを誰かにぶつけたりしないようにします


それでも距離を取れない時はどうするか

 

好きな音楽を聴く


僕の場合は音楽を聴くようにしました
イヤホンをつけて好きな音楽を聴きます
声がきれいなミュージシャンが好きなのでノラジョーンズだったり、宇多田ヒカルなど聞いて単純に耳から癒していくことができます。


そこで鼻歌交じりに家事などをこなしていると、周りから見れば


「なんか機嫌がいいな、いいことでもあったのかな」


なんて勘違いしてくれます
そうすれば、一人でイヤホンで聞くんじゃなくて
一緒にスピーカーで聴いたりできて二人とも機嫌がよくなったりします

 

ケンカをしないことを強く心掛ける


うちの妻は怒らないことを強く望んでいます
なので絶対に怒らないようにすることを強く心掛けました


それだけで、心地よく過ごせるし


ケンカをしても結局仲直りしたくなる
それは相手の笑顔や楽しかったことを忘れられないから


その楽しかった時間がかけがえのないものだから
子育て真っ最中で自分のやりたいこともできない
思い通りにならない


そんなのは当たり前なんです


父親として過ごすことをなんとなくわかってきたので
家族を優先して過ごすことで、怒らないっていう誓いを守ることができたと思います

 

 

まだ一カ月しか経ってませんが、ケンカをしないで仲良く過ごせる期間を一日でも長くして仲良く過ごしていきたいと思います。

ちなみに、怒らない日が続くにつれて、適度な距離を取るようになってから
妻の態度が変わりました。


僕が近づこうとしない代わりに、妻が近づいてくるようになったんです


追っかければ、逃げられる。
逃げれば、追っかけられる。
求めあうって難しいですね。


夫婦によってその距離感は多様ですが、自分たちなりの距離感を見つけていくことが大切なんだと実感しました。

 

またその距離感は常に変化していてその変化についてアンテナを張り巡らせるのも大切です。

 

はじめの1ヶ月は意識的に過ごしましたが、自然にできるようになれればもっと楽しく夫婦生活が送れると思います。