夫婦関係こじらせ夫視点【不動心のコツ どっしりと構えて生きる96の方法】

夫婦関係こじらせ夫視点【不動心のコツ どっしりと構えて生きる96の方法】

ふと書店のレジ付近に平積みしてあったこの本を手に取ってみました。

『不動心のコツ』と書かれたタイトルに心ひかれたのだと思います

 

目次


なぜ心ひかれたのか


それは不動心ってなにっていうところから
不動=安定感と解釈して読んでみようかと思ったからです
実際に不動心のコツについて僕なりに説明すると
【自分または自分以外の他人に評価されたことに対して自分の心が動揺しないようにする方法】
ということができます
自分以外の他人に評価されることは生きていくうえで避けることができません
その評価は言葉であったり、ボディランゲージであったり
さまざまな情報で自分に伝達されます
その情報は受け取る自分にとって解釈され、その内容によっては心が動かされることもあるでしょう
しかもその動く方向はいい方向だけでなく、悪い方向にも否応なく動かされます
その動くこと自体を少しでも回避してより良い人生にすることを提案しています

さて、著書の紹介はこのくらいにして
夫婦関係の改善のためにという視点でこの本を読みすすめました
まず僕にとって夫婦関係で大切なことは


【怒らないこと】


不動心を得るためには
怒らないことも非常に大切な姿勢として記載されています

距離感が大切
引用


「その場を離れる」「近づかない」という方法をとってみる


僕はこの方法はとても有効だと感じています


よく機嫌が悪い妻から距離をとります


怒っている人に近づいているととばっちりを食らうかもしれません


機嫌が悪い妻には距離を取って相手が落ち着く時間を与えることが必要です


すると少し冷静になってくると、僕が機嫌の悪い原因でない限り
少し小さい態度で話しかけてきます


どんな風に距離を取るかというと

「お風呂に入る」

「自室に移動する」

「違う場所で家事をする」

「散歩に出かける」

「近くのコンビニに行く」

なんでもいいと思います。
機嫌がよくなったらスムースにコミュニケーションが取れるようにスイーツなんか買ってくるのもいいかもしれません。

 

成功するまで怒らない

 

引用

そこで怒ってしまったら、結局自分が損をする

 

本当にその通りだと思います。
例え相手が悪くても怒ると、疲れるし、相手にとってもコミュニケーションを取り辛い存在になってしまいます。


怒りに任せて大きな声出しても、自分の本当の気持ちは伝わらないし、かえって逆効果であることが多いです。


例えば、夜妻が出かけていてなかなか帰ってこなくて寂しい思いをしていたとします。


でも、連絡しても返事がなかったり、帰ってくる予定の時間を過ぎても音沙汰もない。


すると心配する気持ちも芽生えますが、だんだんとこんなに私は心配しているのにあなたはそんな私の気持ちを全然わかってないと思い始め憤りを感じます。


なんで早く帰ってこないの
連絡してくれればいいじゃん


って大きな声で怒ったり、次の日いじけてみたりします


でもそれって本当の気持ちが伝わってないと思いませんか?


本当は私は帰りが遅くて心配したし、はやくあなたに会いたくて寂しかったんだ


っていう少し口にするのは恥ずかしい言葉を怒りにかくしていますよね


だから怒ってしまえば本当の気持ちは伝わらないし、相手に分かってほしいって甘えてることになります

 

相手に勝つのは戦わないこと。挑発に乗らないことが勝利であると著者は言ってます。


要するに怒らせるようなことをされても、怒らないことが勝つことである。


個人的な見解では
「あー、怒ってるよ。血圧がっちりあがってるな。このまま怒り続けて血圧上がっておれの方が長生きしたら俺が勝ちだな」なんていうのはオーバーでしょうか

 

でもこれは夫婦の関係には落とし込めませんし、良好な関係を築きたい場合は通用しないと思います。


怒らない方法として
単に挑発に乗らないだけじゃなく、一歩踏み込んで
「なんでこのような態度になっているか観察する」
我が家はケンカこそ多いものの(最近は減っている)ちゃんと毎日顔を合わせます


その環境があるならば、相手が何を求めてて何を必要としてるか観察することができます

 

相手が怒るようなことはしない

 

それが夫婦関係での不動心のコツではないでしょうか

それは
第7章 困った人に振り回されない
に具体的に記載されていました


引用
まずは「困った人」の気持ちを理解するところから始める
困った人の心には、「自分を守りたい」という意識が働いている

 

実際、気持ちを理解することなんてほんとに難しいことだと思うんです


そんなに簡単にわかったら悩んだりしませんよね


でも理解しようとするっていうのが大切だと思うんです


はじめから
「わけわからねー」


「わかってもらえない」


って感情的になっても、対立は深まるばかりで、関係は良いものになりません。


相互に理解することは難しいかもしれませんが、少し冷静になって
「どうしてこんなに怒っているんだろう」

と考える癖がつくといいですね

 

その考えるヒントとして
困った人の心には、「自分を守りたい」という意識が働いている
ということを思い出してみる。

 

妻が収入が少なくて困っていることがありました
僕は「そうなんだ」ってあまり取り合わなかったんです
それなりに収入があるし、ちょっと節約すればなんとかなるんじゃないかと考えたからです


すると一カ月後くらいに突然怒り始めました


「私は全然お金がないのにあなたは全然助けてくれない」


僕は妻の行動をしっかりと観察していなかったし、お金がどれくらい足りないのかも想像すらしてなかったんです


そして、今の生活水準を守りたい妻は話を聞かない僕に対して怒りを感じ始めました

 

困っているのに話を聞いてくれない僕に怒っているのです。


で、怒っている人に対して、すぐに対応してもその時には遅いのです。

 

まとめ

相手の気持ちを想像し、できる限りよりそうこと
どっしりと構える余裕のある男性になることで妻の心を掴み続けることができます

 

細かいテクニックの話もとても参考になりました。今回は自分の考えを後押ししてくれるような内容でとても満足した読書となりました。

 

不動心のコツから学んだことです

 

不動心とは周りの批判に対して怒ったり落ち込んだり悲しんだりすることなく、ただ、自分を信じて前に進んで人生を充実させることができるものである。

だから感情的にならず、自分に勝つために、瞑想したり、呼吸法のトレーニングをしたり、自分を俯瞰的に見れるようにトレーニングを積んだり、することは不動心を手に入れる過程で取り込む必要がありそうですね。